カテゴリ:お知らせ / 更新日付:2026/09/28 08:40 / 投稿日付:2026/09/28 08:40
株式会社あすなろマイホームセンターです。
「離婚するとき、家はどうする?住宅ローン・共有名義・財産分与と不動産売却」
について解説した動画を紹介します!
「住宅ローンがまだ残っているけれど売却できる?」
「夫婦の共有名義になっている場合はどうすればいい?」
「離婚してから売るのと、離婚前に売るのではどちらがいい?」
「夫が出て行って、妻と子どもがそのまま住むことはできる?」
「売却したお金はどう分ければいい?」
「近所や知人に離婚を知られずに売却したい」
こうしたご相談は、不動産売却の現場でも珍しいものではありません。
離婚による不動産売却が通常の不動産売却と大きく違うのは、単純に「いくらで売れるか」だけでは解決できないという点です。
「売る・売らない」を急いで決める前に、
住宅ローン・所有名義・現在の資産価値・売却後の手取り額を整理することが重要です。
また、ご夫婦の共有名義になっている場合には、一方だけの判断で通常の売却手続きを完結できるわけではありません。
さらに、財産分与や離婚後の住まい、子どもの生活環境なども関係してくるため、感情だけで売却を進めてしまうと、後から問題になる可能性があります。
今回は、枚方市・交野市・八幡市を中心に不動産売買に携わる株式会社あすなろマイホームセンターが、離婚による不動産売却で確認しておきたいポイントを、不動産会社の実務的な視点から分かりやすく解説します。
離婚するとき、自宅はどうすればいい?
代表的なのは、
- 不動産を売却する
- 夫または妻のどちらかが住み続ける
- 一定期間そのまま所有する
- 条件によっては賃貸として活用する
ただし、どの方法を選択できるかは、住宅ローンの有無、ローン契約者、所有名義、物件の資産価値、金融機関との契約内容などによって異なります。
そのため、最初から「売却するしかない」「妻が住み続ければいい」と決めてしまうのではなく、まず現在の状況を整理することが重要です。
最初に確認したい4つのポイント
② 住宅ローンの契約者は誰か
③ 住宅ローンはいくら残っているか
④ 現在、不動産はいくらくらいで売却できそうか
特に重要なのが、「住宅ローン残高」と「現在の売却可能価格」の比較です。
例えば住宅ローンが2,000万円残っていて、不動産を2,800万円前後で売却できる見込みがある場合と、住宅ローンが3,000万円残っているのに売却可能価格が2,500万円程度の場合では、売却の進め方が大きく変わります。
住宅ローンが残っていても家は売却できる?
実際の不動産売却では、住宅ローンが残っている状態で売却するケースは多くあります。
重要なのは、原則として売却時に住宅ローンを完済し、金融機関が設定している抵当権を抹消できる状態にすることです。
そのためには、まず住宅ローンの残高を確認します。
そして、不動産会社へ査定を依頼し、現在の市場でどの程度の価格で売却できそうなのかを確認します。
+
売却に必要となる諸費用
と
想定される売却価格
を比較することが重要です。
アンダーローンとオーバーローン
簡単に整理すると、アンダーローンとは、不動産の売却代金などによって住宅ローンを完済できる可能性がある状態です。
一方、オーバーローンとは、不動産を売却しても住宅ローンを完済できない状態をいいます。
例えば、
想定売却価格:2,800万円
→ 売却代金からローン返済や売却諸費用を精算できる可能性があります。
住宅ローン残高:3,000万円
想定売却価格:2,500万円
→ 売却代金だけではローンを完済できない可能性があります。
そのため、単純に「査定価格-ローン残高=手元に残るお金」と考えないことが重要です。
オーバーローンの場合はどうする?
例えば住宅ローンが3,000万円残っているのに、現在の市場では2,500万円程度でしか売却できない場合、単純に売却しても住宅ローンを完済できません。
不足額を自己資金などで補えるのであれば売却できる可能性がありますが、補うことが難しい場合には、通常の売却方法だけでは進められないケースがあります。
状況によっては金融機関との協議が必要になることもあります。
重要なのは、オーバーローンかどうかを推測だけで判断しないことです。
次に現在の不動産価格を査定する。
そして売却諸費用を含めて資金計画を確認する。
この順番で整理することが大切です。
共有名義の家は勝手に売却できる?
例えば、ご主人が2分の1、奥様が2分の1という形で所有している住宅があります。
このような共有不動産全体を通常の方法で売却する場合、共有者間で売却について意思を合わせる必要があります。
そのため、
- 夫は売却したい
- 妻は住み続けたい
離婚について話し合っている時期は、お互いの感情が大きく動く時期でもあります。
しかし、不動産売却については、できるだけ感情と不動産の問題を分けて整理することが重要です。
名義と住宅ローンは別の問題です
「不動産の所有名義」と「住宅ローンの契約関係」は同じとは限りません。
不動産登記上は夫婦共有名義でも、住宅ローンの契約内容は異なる場合があります。
反対に、住宅ローンの支払いを一方が続けているからといって、その人だけの判断で不動産全体を自由に処分できるとは限りません。
そのため、離婚に伴う不動産整理では、
- 登記事項証明書で所有者を確認する
- 住宅ローンの契約内容を確認する
- 残高証明書などでローン残高を確認する
- 連帯債務・連帯保証などの契約関係を確認する
どちらか一方が家に住み続ける場合の注意点
「子どもの学校を変えたくない」
「生活環境をできるだけ変えたくない」
「妻と子どもがそのまま自宅に住みたい」
というご相談があります。
お気持ちはよく理解できますが、不動産と住宅ローンについては慎重な確認が必要です。
例えば、夫名義の住宅ローンが残ったまま、離婚後は妻と子どもだけが住み続けるという形を希望されるケースがあります。
しかし、住宅ローンには金融機関との契約がありますので、誰が居住するのか、債務者がどのような状態になるのかなどについて、契約内容の確認が必要です。
「夫婦間で合意したから問題ない」と考えるのではなく、必要に応じて金融機関へ確認することが大切です。
住宅ローンの名義変更は簡単ではありません
「夫名義の住宅ローンを妻名義に変えればいいのでは?」
というご質問です。
しかし、住宅ローンの債務者を単純に夫婦間の話し合いだけで変更できるとは限りません。
金融機関側の審査や承諾などが必要になる可能性があります。
そのため、どちらか一方が住宅を取得して住み続けることを希望する場合には、所有権だけではなく住宅ローンをどうするのかまでセットで考える必要があります。
離婚前に売る?離婚後に売る?
「離婚してから売却したほうがいいですか?」
というご質問もあります。
これは一律に「どちらが正解」と決められるものではありません。
住宅ローン、所有名義、居住状況、財産分与についての話し合い、売却に必要な期間などによって判断が変わります。
ただ、不動産会社の現場からお伝えしたいのは、離婚届を提出する時期だけを基準に不動産売却を考えないことです。
まず、
- 家はいくらくらいで売れるのか
- 住宅ローンはいくら残っているのか
- 売却後にいくら残りそうなのか
- 売却にはどの程度の期間が必要なのか
- 売却期間中は誰が住むのか
財産分与を考える前に「実際の手取り額」を確認
不動産についても財産分与の対象となり得ますが、ここで注意したいのが、査定価格と実際に手元へ残る金額は違うという点です。
例えば3,000万円で売却できたとしても、3,000万円をそのまま分けられるわけではありません。
住宅ローンが残っていれば返済が必要ですし、売却には仲介手数料などの諸費用が必要になります。
条件によっては税金について確認する必要もあります。
そのため財産分与について具体的に検討するときには、
- 住宅ローン残高
- 売却に必要な諸費用
- その他必要となる費用
= 売却後に残る金額の目安
なお、財産分与や税務についての具体的な判断は、内容に応じて弁護士・税理士などの専門家への確認が必要です。
「査定額」だけで話し合わないことが大切です
例えば、
B社:3,000万円
C社:3,500万円
この場合、単純に3,500万円を不動産の確定価値として話し合いを進めることには注意が必要です。
不動産会社の査定価格は、実際の売却価格を保証するものではありません。
重要なのは、
- どの成約事例を根拠にしているのか
- 現在の競合物件はいくらなのか
- その価格で購入する需要があるのか
- 売出価格はいくらから始めるのか
- どの程度の売却期間を想定しているのか
離婚時には特に、お互いが自分に有利な査定額だけを採用しようとすると話し合いが難しくなることがあります。
できるだけ客観的な資料をもとに現在の市場価値を確認することが重要です。
仲介と買取、離婚時にはどちらがいい?
仲介は、不動産会社が購入希望者を探して売却する方法です。
一般の購入希望者へ広く販売できるため、市場価格を意識した売却を目指しやすい一方、買主が見つかるまで一定の期間が必要になることがあります。
一方、買取は、不動産会社などが直接物件を購入する方法です。
条件が合えば売却スケジュールを立てやすいという特徴がありますが、一般的には仲介による売却と価格条件が異なることがあります。
売却までの期間を重視するのか。
周囲への知られにくさを重視するのか。
離婚による不動産売却では、優先順位によって適した売却方法が変わります。
周囲に離婚を知られずに売却したい場合
「近所の人にはできるだけ知られたくない」
「子どもの学校関係者に知られたくない」
「親族や職場にはまだ話していない」
というご相談もあります。
不動産を通常の仲介で広く販売する場合、インターネット広告などを利用することがあります。
一方で、売主様の事情に応じて広告方法を検討することもできます。
例えば、
- 現地に売却看板を設置しない
- 広告に掲載する情報を検討する
- 既存の購入希望者へ紹介する
- 不動産会社間の情報共有方法を相談する
- 買取を含めて検討する
ただし、広告範囲を狭くすると購入希望者へ情報が届く範囲も狭くなる可能性があります。
「知られたくない」と「できるだけ良い条件で売りたい」という二つの希望のバランスを考えることが大切です。
売却理由を購入希望者へどこまで伝える?
というご質問をいただくことがあります。
販売広告に「離婚のため売却」と積極的に掲載する必要があるわけではありません。
購入希望者にとって重要なのは、物件そのものの状態、権利関係、法令上の制限、設備状況など、購入判断に必要となる情報です。
ただし、個別事情によって説明が必要となる内容は異なりますので、不動産会社と相談しながら適切に進めることが重要です。
離婚による売却こそ「売り急ぎ」に注意
「できるだけ早く家を処分したい」
「もう家のことを考えたくない」
「早く現金化して関係を整理したい」
という気持ちになることがあります。
しかし、不動産は数千万円単位になることもある大きな資産です。
感情的に「早く売れればいい」と価格を下げてしまうと、本来得られた可能性のある売却代金との差が大きくなる場合があります。
もちろん、早期売却を優先したほうがよいケースもあります。
大切なのは、「早く売ること」と「安く売ること」を同じにしないことです。
離婚時でも販売戦略は非常に重要です
売却すると決まった後は、通常の不動産売却と同じように、その物件の魅力を整理して購入希望者へ正確に伝えることが重要です。
例えば、
- 駅までの距離
- 学校や買物施設などの生活環境
- 土地面積・建物面積
- 日当たり・通風
- 駐車スペース
- リフォーム履歴
- 室内の状態
- 収納力
- 周辺環境
- マンションの場合は階数・向き・管理状態など
そして、物件写真、間取り図、インターネット広告、動画、現地案内などを通じて購入希望者へ伝えていきます。
枚方市で離婚による不動産売却を考える場合
同じ枚方市内でも、駅からの距離、土地面積、道路条件、築年数、建物状態、学校区、周辺の販売状況などによって不動産価格は変わります。
そのため、離婚時の財産整理を目的として査定する場合でも、単純な坪単価だけで判断するのではなく、実際の市場でどの程度の価格なら購入希望者が検討するのかを見る必要があります。
特に一戸建ての場合には、
- 前面道路の幅員
- 接道状況
- 土地の形状
- 高低差
- 駐車のしやすさ
- 建物の築年数・状態
- リフォームの必要性
マンションの場合には、階数、方角、専有面積、間取り、管理状態、修繕積立金、駐車場、室内状態なども確認します。
離婚時だからこそ、感情ではなく客観的な市場データと物件条件をもとに現在の価値を確認することが重要です。
交野市・八幡市の場合も地域特性を確認します
交野市ではJR学研都市線や京阪交野線沿線の住宅地、八幡市では京阪沿線やバス利用の住宅地など、エリアによって購入希望者の探し方や需要が異なります。
そのため、査定価格だけを見るのではなく、「どの購入希望者に、どのように物件情報を届けるのか」まで考えることが重要です。
離婚による不動産売却で避けたい進め方
- 住宅ローン残高を確認せず売却を決める
- 所有名義を確認せず話を進める
- 高い査定額だけを基準に不動産会社を選ぶ
- 夫婦の一方だけで売却条件を決める
- 感情的になって必要以上に価格を下げる
- 売却後の手取り額を確認しない
- 離婚後の住居を決めずに売却だけを急ぐ
- 住宅ローンの契約関係を確認しない
だからこそ、不動産については一つずつ数字と事実を確認して整理することが重要です。
「感情だけで不動産を動かさないこと」
まず、名義・住宅ローン・査定価格・売却後の手取り額を整理する。
そのうえで、売却するのか、どちらかが住み続けるのか、どのタイミングで動くのかを検討することが大切です。
不動産会社へ相談するときに確認してほしいこと
- 現在の想定売却価格はいくらか
- その査定価格の根拠は何か
- 住宅ローン残高を踏まえて売却できそうか
- 売却諸費用はいくらくらい必要か
- 売却後の手取り額はいくらくらいになりそうか
- 仲介と買取ではどのような違いがあるか
- 売却までどの程度の期間を想定するか
- 広告をどのように行うのか
- 近所に知られにくい販売方法は検討できるか
- どの購入希望者層へアプローチするのか
こんな方はぜひ動画をご覧ください
- 離婚を考えていて持ち家をどうするか悩んでいる
- 枚方市で離婚による不動産売却を検討している
- 住宅ローンが残っている
- オーバーローンかどうか分からない
- 夫婦共有名義になっている
- どちらか一方が家に住み続けたい
- 離婚前と離婚後、いつ売却すべきか迷っている
- 財産分与のために現在の不動産価値を知りたい
- 近所に知られずに売却したい
- 仲介と買取のどちらが適しているか知りたい
文章だけでは分かりにくい部分についても動画でお話ししていますので、ぜひご覧ください。
枚方市・交野市・八幡市で離婚による不動産売却をご検討の方へ
離婚による不動産売却では、通常の売却以上に慎重な対応が必要になることがあります。
住宅ローンが残っている。
夫婦共有名義になっている。
一方がそのまま住み続けたい。
財産分与のため現在の価値を知りたい。
周囲に知られずに売却したい。
できるだけ早く売却したい。
ご家庭によって状況はさまざまです。
だからこそ、最初から売却ありきで考えるのではなく、現在の状況を一つずつ確認することが大切だと考えています。
住宅ローン残高、所有名義、現在の査定価格、売却に必要な費用、売却後の手取り額を確認したうえで、今後の進め方を整理することが重要です。
そして実際に売却する場合には、査定価格だけではなく、売出価格・販売戦略・広告方法・物件写真・購入希望者へのアプローチまで含めて考えていきましょう。
まずは「売るかどうか」ではなく「現在の状況を知る」ことから
しかし、不動産会社へ査定を依頼したからといって、必ず売却しなければならないわけではありません。
まず現在の不動産がどの程度の価格で売却できそうなのかを知ることで、
- 住宅ローンを完済できそうか
- 売却後に資金が残りそうか
- オーバーローンになりそうか
- 売却という選択肢が現実的か
- どちらかが住み続ける方法を検討するのか
査定は、家を売るためだけに行うものではありません。
離婚後の生活を考えるために、現在所有している不動産の価値を把握するという意味でも重要です。
住宅ローン
所有名義
現在の不動産価値
売却諸費用
売却後の手取り額
売却時期
今後の住まい
数字と事実を確認することで、次に何をすべきかが見えやすくなります。
今後も、枚方市・交野市・八幡市を中心に、不動産売却・不動産査定・相続・離婚・空き家・住宅ローン・一戸建て売却・マンション売却などについて、不動産売買の現場からできるだけ分かりやすく情報をお届けしていきます。
枚方市・交野市・八幡市を中心に、不動産売却・不動産査定・土地・一戸建て・マンションの売買をサポートしています。
離婚に伴う不動産売却についても、住宅ローン残高や所有名義、現在の不動産価値などを確認しながら、売却方法を一緒に整理します。
査定価格だけではなく、物件ごとの特徴を確認し、販売戦略・広告方法・購入希望者へのアプローチまで考えた売却をご提案します。
※財産分与・離婚条件・法律上の権利関係・税務などについて専門的な判断が必要な場合は、弁護士・司法書士・税理士など各専門家への確認をおすすめします。
「まだ売却すると決めていない」
「まず家の価値だけ知りたい」
「住宅ローンが残っていて売れるか分からない」
という段階でも、現在の状況を整理するところからご相談ください。
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